近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

『映画・ネタバレ有』次々人を襲う”あれ”に恐怖せよ!「来る」を観てきた感想とレビューを書いていく!

姿が見えない”あれ”に次々と人が襲われていく!!

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私としては久しぶりのホラー作品となる今作の「来る」。自分で調べた所、昨年公開された「IT/イット」以来のホラー作品となるので、久しぶりな気がしますね。今作は沢村伊智の「ばぎわんが、来る」を実写化したものとなります。

 

www.yuruiblog.com

 

映画館に行くと今作の予告編が流れていたので、気になっていたので早速ですが観てきました。キャストには岡田准一黒木華小松菜奈松たか子妻夫木聡太賀伊集院光柴田理恵など豪華俳優陣となっています。

 

監督は「告白」「嫌われ松子の一生」「下妻物語」中島哲也。中島さんの作品はどれも好きなので、今作は安心して見れることだと思います。今作のストーリーですが。

 

恋人の香奈との結婚式を終え、幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に謎の来訪者が現れ、取り次いだ後輩に「知紗さんの件で」との伝言を残していく。知紗とは妊娠した香奈が名づけたばかりの娘の名前で、来訪者がその名を知っていたことに、秀樹は戦慄を覚える。そして来訪者が誰かわからぬまま、取り次いだ後輩が謎の死を遂げる。それから2年、秀樹の周囲で不可解な出来事が次々と起こり、不安になった秀樹は知人から強い霊感を持つ真琴を紹介してもらう。得体の知れぬ強大な力を感じた真琴は、迫り来る謎の存在にカタをつけるため、国内一の霊媒師で真琴の姉・琴子をはじめ、全国から猛者たちを次々と召集するが……。(映画.com引用)

 

 今作がどのような結末になるのか。”あれ”とは何なのだろうか。早速ですが、感想とレビューを書いていきたいと思います。

 

”あれ”は人の心の闇にやってくる

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久しぶりにジャパニーズ・ホラーですが、シンプルに「来る」というタイトルが個人的に惹かれたポイントの一つです。予告編では「来るよ!!」から「来た!!」という流れはギャグなのかな?と思っていたのですが、今作を一通り観てみると「なるほど、そういうことなのか」となりましたね。

 

登場人物は心の闇を抱えているのですが”あれ”はそんな闇を利用して人に取り憑き、邪魔するものは殺すという日本ホラーでは珍しいタイプですね。

 

例えば田原秀樹(妻夫木聡)は妻(黒木華)の事を外では愛妻家で子育ても積極的に行う育メンを装ってはいますが、実際は育メンブログを書きたいだけで、育児や家庭の事はせずに周りから「凄い」と言われたいだけでの人物でした。

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それが”あれ”に取り憑かれた事により「妻と子供だけは守らなくては」と自ら犠牲になるのですが気付いた時には最後だった。というオチとなります。

 

人間の心の闇に取り憑く”あれ”ですが、登場人物に限らず今作を観ている人にも闇は必ずある。特別な環境で無ければ取り憑かれないというよりも、誰もが持っている部分だからこそ恐怖感がリアルに感じられると思いました。

 

日本ホラーというよりは見せ方は海外ホラーに近い

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見ていて思ったことは「ジャパニーズ・ホラー」ですがジャパニーズ・ホラーではない。見せ方としては海外ホラーに近いのではないでしょうか。例えば霊に取り憑かれて死んでしまう映画というのは数多くありますが今作のラストを飾る除霊に関して言えばもう少し控えめで緊迫した空気で作成した方が面白かったようにも思いました。

 

海外ホラーのラストというのは突然派手になってラストは「あれ?」と終わる事が多いのですが、今作はまさにそれに近いストーリーになっていると言えます。

 

恐怖というよりは不気味という言い方が正しい

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”あれ”に襲われるシーンなどは「恐怖」というよりも「不気味」という感情の方が強いですね。ホラー要素も確かにありましたが、ブログを執筆しながら思い出してみると「あのシーンは不気味だったな」と思う事が多いので「ホラー映画苦手な人は怖い。好きな人にとっては圧倒的に足りない」というのが私の感想でしょうか。

 

ホラー映画好きの人が求める「ホラー」というよりも”あれ”を中心に起こる人間模様がメインとなる作品です。ジャンルで言えばサスペンス・エンターテイメント。私の中では今作では「ホラー」ではなかったのは少し残念に感じます。

 

初週3位を記録!キャストの力が強い!?

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やはり今作はキャストが豪華なだけに予告編で気になった人も多いと思います(私もその一人ですが・・・。)。上記ではホラーとしては残念と書きましたが、内容は面白いと思います。今までにないジャパニーズ・ホラーを観たいという人にはオススメ出来る作品だと思いますね。

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パンフレットでは各俳優陣のコメントや「美術×スタイリストの対談」という少し面白い企画も掲載されています。ピンク髪姿の小松菜奈やその姉を演じた松たか子など、独特な雰囲気を作っているのは美術やスタイリストですからね。内容も面白いので、是非買ってみてください。

 

総合的に見ると「少し物足りない」という印象を受けましたがエンディングロールは個人的に結構好きなので、それは良い印象があります。各キャラクターが抱える”心の闇”にも注目して欲しいですね。本当に怖いのは「人間」なのか「あれ」なのか。その点に注目しても面白いと思います。(終)

 

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)