近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

【映画・ネタバレ有】オズランド 笑顔の魔法おしえます。を観てきた感想とレビューを書いていきます

「オズの世界」を実写映画化

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「海猿」「S-最後の警官-」や「252-生存者あり」で知られる小森陽一の小説である「オズの世界」を波瑠×西島秀俊で実写映画化となります。監督は「SP 警視庁警備部警護課第四係」の波多野貴文。

 

自分の進みたい道から外れてしまったことに対して落胆する久留美(波瑠)が成長するストーリーとなっています。地方の遊園地をテーマにしている今作ですがディズニーのような大きなテーマパークではなく”地方”というのが興味持てるポイントです。さて、気になるストーリーですが。

 

超一流ホテルチェーンに就職しながら系列の地方遊園地への配属という不本意な辞令を受けてしまった波平久瑠美。落胆する彼女を迎える広大な田園風景とそこに突如出現する遊園地。そして遊園地で彼女を待っていたのは、これまでに数々の企画を成功させ、「魔法使い」の異名をとる天才社員・小塚慶彦と個性的過ぎる従業員たちだった。憂鬱な気持ちで遊園地での業務にあたる久瑠美だったが、各支社で目覚しい成果を上げたMVP社員は、好きな部署への異動希望を出せることを知り、MVP社員を目指して仕事に邁進するが……。(映画.com引用)

 

「天才」と呼ばれる社員慶彦が”なぜ天才と呼ばれるのか”。集客率170%上げた方法も気になります。早速ですが、感想とレビューを書いていきたいと思います。

 

超一流に努めているはずなのに”なぜ”

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彼氏と同じ職場で働く事になり超一流ホテルチェーンに就職した久留美。そんな彼女を待っていたのは熊本にあるグリーンランドへの配属になる事から物語が始まります。最初は田舎の遊園地に配属になった事により東京にいる彼と遠距離になる事など不満だらけの久留美で仕事も「企画部」配属のはずが、与えられる仕事は雑用ばかり。

 

同じく新人スタッフの吉村(岡山天音)は慌ただしさはあるが、与えられた仕事には全力で取り組む真面目な性格。最初の1ヶ月は園内のゴミ拾いや動物の掃除、ゴミの仕分けなど、全力で取り組む吉村を背に久留美は「何とか自分の出して企画を読んでほしい」と適当に済ませて小塚に見てもらおうとするが、自分の企画が無造作に机に置かれる姿を見ていくうちに小塚に対し「どうして意地悪するんですか」と事務所を飛び出してしまう。

 

「グリーンランドの五ヶ条の鉄則」を軽い気持ちで考えていた久留美だったが園内スタッフが足を痛めた際「救急車呼びます」と言うと周りのスタッフに怒られてしまう。五ヶ条には「何があっても救急車両を入れない」という鉄則がある為だ。

 

怒られ落ち込む久留美の元にお客さんが「お化け屋敷に行きたい」と訪ねてくるが、久留美は1ヶ月経っても園内を把握していなかった。そこに吉村が案内する姿を見て「私は1ヶ月無駄にしたんだ」と余計に落ち込むのだが、小塚が「これから頑張っていけば良い」とフォローし、久留美はそこから変わっていく事となります。

 

1人の新入社員が”一社会人”として成長していく姿

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今作は1人の女性社員が立派な社会人へと成長していく作品となっています。最初は「もう東京に帰りたい」「嫌だ」と言っていた久留美ですが、彼氏の小西(中村倫也)と半年ぶりに再開した時「お前が言う通り、ここは何もないな。東京に帰ってこいよ」というセリフに久留美の表情が曇ります。

 

当初は帰りたいと思っていた久留美ですが半年ですがグリーンランドで働いた事によりお客さんやスタッフ達と絆が深まってやりがいを感じていただけに小西の言葉がショックだったのです。その言葉が原因で別れる事となるのですが五ヶ条の「お客の前では大声を出さず笑顔を絶やさず」と守っている久留美は立派な社会人へと成長した瞬間だと感じました。

 

天才社員の小塚による考え方が当たり前のようで素晴らしい

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「魔法使い」や「天才」と言われている小塚ですが作品を観てみると「特別」何かをしているという訳ではないのですが「他人観線を第一に考えている」という事が小塚の凄い所だと思います。それはお客さんがグリーンランドに来て楽しんで帰って貰う。というのは勿論ですが「五ヶ条の鉄則」を守りスタッフに的確な指示を出し、お客さんやスタッフにも不安を与えないようにする。

 

簡単そうで真似出来るものではありません。小塚が「天才」だと言われる理由はそこにあると思います。誰よりもグリーンランドの事が好きだからこそ出来る業と言えますね。

 

最後まで笑いながら幸せな気持ちになれる映画

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ラストは原作と異なっているようですが、私としては映画の終わり方は非常に好感の持てるシーンになっていました。”世界一を目指す”という小塚の思いを久留美がサプライズで用意するシーンですがシンプルで美しい。モヤモヤが残ることのないラストだったので大満足出来ました。

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パンフレットでは各俳優陣のコメントは勿論の事、監督のインタビューや実際にある熊本グリーンランドの園内説明など劇中に登場したワンシーンの解決なども掲載されているので映画を観終わった後に是非購入して読んでみてください。

 

これにて映画「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」の感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

オズの世界 (集英社文庫)

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