近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

【映画・ネタバレ有】まさか実写化するとは思ってなかった!芳根京子×土屋太鳳主演映画「累-かさね-」を観てきた感想とレビュー

あの衝撃作が実写映画化

 

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松浦だるまによる衝撃作「累-かさね-」が芳根京子×土屋太鳳の初共演で実写映画化となりました。原作は2013年~2018年に「イブニング」にて連載されていた大人気コミックとなります。

 

原作漫画は累計発行部数12巻の時点で200万部突破という大ヒット作品なのですが、その内容は「美醜」をテーマにしており、一度読めば忘れられない作品と言えます。私が「実写化するとは思っていなかった」と思ったのは後々書くとして、今作のストーリーは。

 

伝説の女優を母に持つ淵累は、天才的な演技力を持ちながら、顔に大きな傷がある自身の容姿に強いコンプレックスを抱きながら生きてきた。一方、舞台女優の丹沢ニナは美貌に恵まれながらも花開かず、女優として大成することに異常な執念を募らせていた。累の手元には、その口紅を塗ってキスをすると顔が入れ替わるという、母が遺した1本の不思議な口紅があり、ある日、導かれるように出会った累とニナは、互いの足りない部分を埋めたいという目的のため、口紅の力を使って入れ替わることを決断する。(映画.com引用)

 

主人公である淵累を芳根京子、美しい美貌を持ちながらも持病により中々女優として開花しない丹沢ニナを土屋太鳳。特別出演として舞台作家の鳥谷を演じたのは横山裕。淵累の母親にして伝説の大女優を演じるのは檀れい。その他豪華キャストによる今作「累-かさね-」一体どのような仕上がりになっているのか。早速ですが感想とレビューを書いていきたいと思います。

 

醜×美という全く反対の顔を持つ2人の女性

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キスをすると顔が入れ替わる不思議な口紅を使って入れ替わる累とニナ。右頬に大きな切り傷がある事で表ではマスクで隠し、なるべく人との関わりを持とうとしなかった累に羽生田(浅野忠信)がスランプであるニナの代わりに舞台女優をやってみないか。と声をかける事から物語が始まります。

 

醜い顔だが、純粋に舞台が好きな累と女優としての美貌を持ちながら、その演技力に累に嫉妬するニナ。心という意味では累は美しく、ニナは醜いという印象を受けるのですが今作が「衝撃作」と言われる理由として累とニナの変化だと思います。

 

キスをする事で顔が変わり、累が演じた女優としてのニナを皆が「ニナ自身」と認識するようになってくる。憧れだった舞台作家の鳥谷の心を射止めたのはニナの顔をした累であり、ニナ自身が鳥谷と会った際「君にはいつもある魅力がない」と言われ、ショックを受けてしまうシーンがあります。

 

段々と女優ニナの人生が累が演じるようになり、累は段々と「ニナの顔は私のものだ」と思うようになり、あのようなラストで終わるのは私は良かったと思う。

 

芳根京子×土屋太鳳の演技力に驚愕

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若手女優2人によるW主演となった今作ですが顔を入れ替わる事により1人2役、2役1人という難しい演技だったと思いますが、観ていて本当に凄いと思いました。

 

例えば上記でも書いた通り累は大人しい性格で臆病であり、ニナは自分の美貌に自信があり性格は激しい。それが急に逆転する時があり、大人しかった累がニナの顔が欲しい為にニナを絶望に落とし、人生を奪おうとする。

 

そんな累に絶望し、様々な策略を立てるが一歩先に進む累に何も出来なくなってしまうニナ。自分の演じているキャラクターが途中から豹変してしまう。というのはサスペンス系などではよくありますが、こういった難しい設定のキャラクターを演じたお二人は本当に素晴らしいです。

 

あのラストシーンの意味とは?私なりの考察

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ラストはニナの顔をした累が演じた舞台がスタンディングオベーションで包まれ大成功で終わりとなりますが、これに関しては監督が実はコメントしており「あのラストで終わるのは大女優の母と同じ舞台に立った」という意味があるようですが、私はもう1つ理由があると思った。

 

累は母が大女優だったばかりに学校で虐められていた描写が少し映し出されていた。ラストのシーンが流れた時に「母と同じ舞台に立った」よりも「これから私の女優としての道がスタートする」という意味も感じたので、そういった意味もあると少し怖くもあり、面白いラストだと感じました。

 

そして主題歌であるAimerの「Black Bird」が流れた時は本当に良い終わり方だなと思いました。

 

ストーリーは衝撃だが引き込まれる事間違いなし

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2018年の映画としてはまだまだ後半もありますが、邦画作品の中では上位になるほど衝撃で若手女優2人の演技に引き込まれる作品ではないでしょうか。きっと今作を観た人は2人の演技力が凄いと思った事だと思います。

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今作のパンフレットは各出演陣のコメントや衣装、舞台セットなどこだわった点などが掲載されています。実は土屋太鳳が今作のオファーが来た際に難し過ぎる役だった為に一度オファーを断っているようです。そんな彼女が今作を演じる上で感じたこと、大切にした事など気になる方は是非劇場で購入して読んでみてください。

 

これにて映画「累-かさね-」の感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

松浦だるま「累」画集 紅虹

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累 コミック 1-12巻セット

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