近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

滋賀県民が地域批評シリーズ「これでいいのか滋賀県 地味~な滋賀の意外な発展!?」を読んでみて”的確”過ぎて笑った

滋賀県に住んでいても滋賀県の事を知らない人が実は多い

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最近は映画記事ばかりなのですが、実は読書も続けていてレビューする本が無かったのですが「読書の秋」という事で「これでいいのか滋賀県 地味~な滋賀の意外な発展」という本を買って読んでみたけど、これが非常に面白い。

 

「何が面白いのか」と聞かれたとすれば「的確過ぎる所」という一言に尽きてしまいますが、そもそも自分の住んでいる地域の事を調べる人というのは少ないでしょう。

 

私は何だかんだ言って滋賀県が住みにくい地域だとはあまり感じていない、むしろ「どんな県なのだろうか」と資料館なども訪れたことがある程、結構好きです。

 

今回買った本が「どのように的確だったのか」。特に面白かったポイントを何個か書いてみたいと思います。

 

織田信長がなぜ滋賀県に安土城を建設したのか

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「近江を制するは天下を制する」なんて言葉を聞いたことがある人もいると思いますが、滋賀県に安土城を築いた人が織田信長。織田信長はなぜ滋賀県に安土城を築いたのかという話なのですが「滋賀県には琵琶湖があるから」という理由があります。

 

織田信長が欲しかったのは琵琶湖の水ではなく「独自のネットワーク」です。実は織田信長だけではなく当時の武将は近江を欲しいと思っていた程なのです。

 

今では道路なども補正され自分の好きなルートを選んで目的地に行く事が出来ますが、当時は北陸などの物資は近江北部の塩津から大津まで琵琶湖の船を使って運ばれていました。

 

このルートを作ったのが当時の「堅田衆」です。堅田衆に挨拶をしなかったりお金を払わなかったり機嫌を損ねさせたり。そんな事があれば運んでいる武力を使い物資を差し押さえられるという理不尽かも知れませんが、当時はルートを通る為に仕方ない事でした。

 

そのルートを手中に収めたのが織田信長です。このルートは物資だけではなく軍事的にも使えるので、琵琶湖に近い東岸に安土城を築いたのはそんな理由があります。

 

琵琶湖の対岸にある地域は未知の世界

滋賀県に住んでいる人いる人でも滋賀県一周する事はあるのですが「じっくり観ながら一周する」というのは中々無いです。

 

私も何度か一周行きましたが、2回目で道の駅などを巡りその場にいた店員さんなどと話ながら周ったのですが、まさに「未知の世界」というのは当たっているとおもう。

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実は滋賀県には2つ「琵琶湖大橋」と「近江大橋」がありますが下が近江大橋。上が琵琶湖大橋。2つの橋は意外と近く、すべて湖南地域だけにあるのです。

 

東近江市や彦根市、多賀町付近は「湖東地域」で甲賀市、大津市、野洲市は「湖南地域」。そして長浜市、米原市は「湖北地域」で高島市は「湖西地域」と呼ばれています。

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そしてこれが各鉄道の線路マップ。これを見ると解ると思いますが湖西地域と大津には「湖西線」があるので比較的移動しやすいのですが草津から湖西に行くとなれば大津駅から乗り換えで湖西に行かなくてはいけない。また大津市から多賀町に行くとすれば彦根か近江八幡から乗り換えしなければならない。

 

車で行くのが一番早いですが何度も書く通り琵琶湖がある為、グルっと周って行く事になるので「余程の事が無い限り行くことはない」という結論になってしまう。

 

私が一番経験した中でビックリしたのは湖北や湖西の人。琵琶湖の北側に住んでいる人のお爺さん、お婆さんの訛りが結構キツイという事。同じ滋賀県に住んでいても聞き取れない単語が沢山ある。そういった意味ではまさに「未知の世界」というのが的確だと思った。

 

なぜ滋賀県が長寿大国になったのだろうか

男性の平均寿命が全国1位になり女性が4位と長寿大国になってきている滋賀県。その理由はお米、お魚、野菜、発酵食などのバランスが良いという事が理由らしい。バランスが良く皆が食べているか解りませんが、お米は非常に美味しいとおもう。

 

私の家でも食べ、他県の人にも私がオススメし実際に送って食べた人が「美味しい」と言ったのが「みずかがみ」という近江米ブランド。

 

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今年でデビュー5周年となるお米で決して安いお米とは言えないのですが、その美味しさは私自信も満足しています。滋賀県の環境に適している品種で、しかも温暖化対策品種として開発されています。高温に強く「猛暑になる」という年でも品質が保たれる。

 

みずかがみの特徴はとにかく「甘みが強い」という事。お米本来の甘さを感じることが出来るので本当にオススメですね。「お米をよく食べる」という理由が長寿の秘訣のように感じます。

近江米「みずかがみ」 | 近江米振興協会

 

自分の県のも読んでみよう!凄く面白い一冊!!

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やはり自分の住んでいる県の事を知るって凄く面白い。

 

何が面白いって「批評シリーズ」で何か間違ってたら「いやいや、これは無い」と突っ込めるけどすべて的確だという事。テレビで「今、滋賀県で○○が流行ってます」という聞いたことがない商品を言われるよりも「大津市の人間性は○○、草津は○○」という話の方がずっと面白い。

 

気になった人は是非買って読んでみてくださいな!

地域批評シリーズ28 これでいいのか滋賀県

地域批評シリーズ28 これでいいのか滋賀県

 

【映画・ネタバレ有】大人気少女コミックが映画化!「パーフェクトワールド 君といる奇跡」を観てきた感想とレビュー!

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有賀リエ原作で2014年から連載され現在も連載が続いている「パーフェクトワールド」が今年2018年に「EXILE」「三代目J Soul Brothers」の岩田剛典と杉咲花主演映画で「パーフェクトワールド 君といる奇跡」実写映画化となります。

 

原作などを読んでみましたが、映画の設定と原作が違う部分があるので、それがどのような影響があるか解りませんが気になるストーリーではあるので観てきました。

 

インテリアデザイン会社に就職した川奈つぐみは、仕事先の飲み会で高校時代の先輩で初恋の人である鮎川樹と偶然再会する。建築士として活躍する樹との再会につぐみは心を躍らせるが、樹は事故で車イスでの生活を余儀なくされる障がい者になっていた。その姿を見たつぐみは樹との恋愛を無理だと悟るが、昔と変わらないまっすぐな樹の姿にかつての感情があふれだし、樹に惹かれていく。樹もつぐみの素直でやさしい性格に惹かれていくが、「自分は誰かを幸せにすることができない」との思い込みから、女性と付き合うことをあきらめていた。そんな樹の思いを知ったつぐみは、樹との恋をあきらめようとするが……。(映画.com引用) 

 

岩田剛典は「HiGH&LOW」のコブラ役などで演技を観たことあるので、演技力に関しては心配無いと思いますね。今作は102分という最近の映画の中では短い分類に入るので、どのようにまとめているのか。その点などに注目して観ていきたいと思います。

 

まさに”王道”の恋愛ストーリー

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原作との違うポイントは上記でも書きましたが「先輩と後輩」という立場になっていること。原作では同級生で将来の夢を語るような間柄という設定なのですが劇場版では「バスケットボールをしており人気者で憧れの先輩であり私の初恋」という設定があります。

 

一方の樹は「高校のとき、図書委員であった川奈と話楽しかった。絵を描いていた事も知っており、絵が賞を取った時、実は見に行った」などお互いが意識していたような設定があります。ただそれ以外は原作と同じなので樹には高校時代から付き合っていた彼女がおり事故がきっかけて別れてしまった事。

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そして東京で川奈と樹が再開した事により交際が始まる事。そういった点は原作と同じなので、それは良かったです。まだ原作コミックは続いているので映画後半などはオリジナルエピソードとなっています。映画オリジナルエピソードに関しては”まさに王道”というべき展開でハッピーエンドで終わります。

 

主題歌であるE-girlsの「Perfect World」と共に流れるエンディングロールは非常に良かったです。これは席を立たないで最後まで観てほしいと思いますね。

 

須賀健太演じる「是枝洋貴」が凄くいいヤツ!

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実は原作では川奈と樹が別れた際、洋貴と川奈が付き合うようになるのですが、映画では川奈と樹が別れた際、心の中にいつも樹がいる事を知った洋貴は「俺はずっと川奈の味方だから」と後押しするような言い方をします。

 

川奈が落ち込んでいる時に食事に誘ったり話を聞いたり。川奈が倒れた時も駆けつけたり。川奈が「是枝くんはいつも良いタイミングで話を聞いてくれる」と言うのですが笑って対応する。なんて良いやつなんだろうか。

 

あれだけ食事を誘えば好意を寄せていると分かるのですが川奈の頭の中には「先輩」しかいない為、そっと身を引くのはカッコいいと思います。

 

樹の心の壁が剥がれていくのが感動する

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今作が人気の理由として「障害を持つ相手との恋愛に感じるハードル」という難しい点を描いている事が読者から高く評価されています。樹のヘルパーである葵から「彼と付き合うのは覚悟が必要」というセリフに戸惑う様子。

 

また川奈が自分の両親に「彼、車椅子なの」と言った後、戸惑う様子や父が樹に「娘を別れてほしい」と言ったり。「出来る」という理想と「やらなければならない」という現実では全く違う事がよく解るストーリーとなっています。

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樹も下半身麻痺になり車椅子生活になった事により高校時代から付き合っていた彼女に別れを告げるのですが「彼女には幸せになって欲しい。自分はずっと1人で生きていくと決めた」と川奈に告げるのですが川奈は「勝手に決めないでください!」と怒り、2人の距離が縮まる事となる。

 

それにより硬かった樹の表情が徐々に柔らかくなっていき「川奈と付き合い、幸せだ」と笑顔で伝えるようになるシーンは樹の心の中で長年葛藤していたものを川奈が少しづつ取ろうとしていく様子などが感動しました。

 

若者向けの王道ラブストーリー

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大人向けのラブストーリーというよりは若者向けのラブストーリーという内容でした。原作を読んでみて面白いと思い、映画を視聴したのですが102分という長さでオリジナルエピソードで最後ハッピーエンドになるという何度も書きますが「王道」の展開に「泣けた」という人もいれば「少し物足りなさを感じた」という人も多いのではないでしょうか。私としては樹を演じた岩田剛典の演技力は観ていて満足出来るものでした。

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パンフレットでは各出演陣のコメントは勿論、今作を作成する上で原作ファンの人が納得する為にどうすれば良いのか。などの工夫や撮影秘話などが掲載されているので、是非購入して読んでみてください。

 

これにて映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

小説 パーフェクトワールド 君といる奇跡 (講談社文庫)

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パーフェクトワールド(1) (Kissコミックス)

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【映画・ネタバレ有】「劇場版 夏目友人帳~うつせみに結ぶ~」を観てきた感想とレビュー!-一度も原作・アニメ観たこと無い人にもオススメ-

大人気作品がついに映画化

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緑川ゆき原作の漫画で現在TVシリーズ6期まで放送されている大人気作品ですが、ついに夏目友人帳が劇場で公開されることとなりました。今作の劇場版はテレビ放送の1~4期の監督を努めた大森隆男が総監督とし緑川ゆき研修による完全オリジナルエピソードとなっています。さて、気になるストーリーですが。

 

小さい頃から他の人には見えない妖を見ることができた夏目貴志は、亡き祖母レイコが妖たちとの勝負に勝って書かせた契約書の束「友人帳」を継いで以来、自称用心棒のニャンコ先生と共に、妖たちに名を返す日々を送っていた。そんなある日、夏目はかつての同級生・結城との再会をきっかけに、妖にまつわる苦い記憶を思い出す。時を同じくして、夏目は名前を返した妖の記憶に出てきた女性・津村容莉枝とその息子・椋雄と知り合う。母子の住む街に謎の妖が潜んでいると聞いた夏目は、ニャンコ先生と共に調べに向かうが……。(映画.com引用) 

 

現在最新刊23巻が発売されていますが22巻の時点で累計発行部数は1200万部越えという少女漫画の中では大ヒットとなっています。今作のゲスト出演として俳優である高良健吾や声優初挑戦となるバイキングの小峠英二も出演されています。オリジナルエピソードということもあり、非常に楽しみにしていました。早速ですが感想とレビューを書いていきたいと思います。

 

"劇場版”だからこそ出来るストーリー

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今作の「うつせみに結ぶ」はまさに劇場版だからこそ出来るストーリーだったのではないでしょうか。TVシリーズでは1話完結が多く、2話続くことはあっても同じストーリーが3話、4話と続くことはない。今回は五丁町を舞台に様々な妖怪、ストーリーが展開され最後は1つストーリーになっていく。

 

劇場版アニメとなると登場人物や物語の設定など「原作を観ていないと解らない」という問題があり、しかも限られた時間で長編を進めなければならないので違和感を感じてしまうことが多い。しかし今回の「劇場版 夏目友人帳」は一切そんなことはない。

 

キャラクターの過去や設定など細かい紹介はないが初めて「夏目友人帳」に触れる人にもわかりやすい世界観になっている。これはファンとしても、これからファンになっていく人も。観ていて、とても安心出来る作品になっていると感じます。

 

夏目や祖母のレイコさんにも関わる「ホノカゲ」という妖怪

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夏目友人帳と言えば「笑えて、考えて、悲しんで」。という観ていて心を揺さぶるようなストーリーが多いのですが私としては今作は「泣けた」。

 

夏目や祖母であるレイコ。妖怪が見えることにより他人から避けられ辛い思いをしてきた。今作に登場する「ホノカゲ」は人に紛れ込み、一緒に暮らし、去ると人々の記憶から無くなるという妖怪だった。それは山神の怒りに触れ障りを受けてしまったことが原因なのですがレイコが「良いな」というセリフ。

 

人と交わることを避けてきたレイコが言ったセリフは恐らく本心でしょう。夏目も共感したようなシーンもあります。今回のストーリーは夏目やレイコに関わる内容だったと思いました。

 

夏目友人帳らしい”面白さ”もあった

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勿論感動はしたが夏目友人帳らしい面白さも健在です。にゃんこ先生が3匹に分裂してしまった際、元に戻そうと夏目組犬の会が圧縮したり、投げたり、振り回したりと映画館で笑いを堪えるのが辛かったですね。

 

夏目友人帳らしい”笑い”というのは笑った後に、しんみりした話が待っていることが多いので、そのバランスが絶妙だと思います。その絶妙さは今回の劇場版も健在で、原作ファンは勿論、アニメから入った人でも今回の劇場版は満足の出来る仕上がりになっています。

 

花や虫などのワンシーンが癒やされた

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山や木、花や虫。そして容莉枝が作る切り絵の作品。夏目たちが住む街は言い方が悪いかも知れないが田舎の分類に入る。夏目友人帳を好きになった理由は面白さもありますが、どことなく自分が育った町並みに似ていることから親近感が湧いてきます。

 

山に囲まれ「昔の田舎はこんな感じだった」と思わせる風景が夏目友人帳という世界観に引き込まれる人が多いのではないでしょうか。

 

間違いなくファンは観たほうが良い!!!

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 間違いなく今観に行くのを悩んでいる人がいれば是非観に行って欲しい。アニメ版と同じ雰囲気・リズムで進んでいくので観ていて本当に気持ちの良い作品だと思います。

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パンフレットでは声優さんの一言コメントから夏目貴志役の神谷浩史×ニャンコ先生役の井上和彦の対談などもあるので是非購入して読んでほしい1冊になっています。

 

これにて映画「劇場版 夏目友人帳-うつせみに結ぶ-」の感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

夏目友人帳 23 (花とゆめCOMICS)

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夏目友人帳 Blu-ray Disc BOX

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【映画・ネタバレ有】カナダのモントリオール世界映画祭で特別グランプリを受賞した「散り椿」を観てきた感想とレビュー

岡田准一主演映画、今度は「時代劇」

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今作は葉室麟の「散り椿」を映画化されたものとなります。「扇野藩」という架空の藩でストーリーが進んでいきますが、この「扇野藩」は後に書かれた「さわらびの譜」「はだれ雪」にも登場しており「扇野藩シリーズ」としてファンには人気の高い作品となっています。

 

主演は岡田准一。監督は名カメラマンと知られる木村大作で「日本沈没」「鉄道屋」「北のカナリアたち」などの撮影や今作で3作目となる監督もやられています。岡田准一とは昨年公開された「追憶」で一緒になっています。

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 共演者には西島秀俊、黒木華、池松壮亮、麻生久美子、雛形直人、新井浩文、芳根京子など豪華俳優陣となる作品となっています。さて、気になるストーリーですが。

 

享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛。追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠は、死の床で最期の願いを新兵衛に託す。それは、新兵衛のかつての友にしてライバルであり、藩追放に関しても大きな因縁を持つ人物・榊原采女を助けてほしいというものだった。妻の願いをかなえるため故郷へ戻った新兵衛は、やがてある確証を得て采女と対峙する。過去の不正事件の真相や妻の本当の思いを知る新兵衛だったが、その裏では大きな力が彼を襲おうとしていた。(映画.com引用)

 

私の中では以前から期待の高い作品なだけに公開前からワクワクしていました。早速ですが感想とレビューを書いていきたいと思います。

 

「ただ愛する人の為に」というセリフが胸に響いた

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木村大作が今作「散り椿」の監督・撮影をされているのですが「散り椿」を選んだ理由を主人公である新兵衛(岡田准一)のセリフである「大切に思えるものに出会えれば、それだけで幸せだと思っております」が引き込まれ「今作を映像化しよう」と決めたそうです。

 

今作の「散り椿」は「美しい時代劇」と監督やキャストさんがコメントしていますが観てみると本当に美しいという一言に限る。日本の四季を感じることが出来、雪や雨、天候の変化もある。また覇権争いや切った、切られたという時代劇が多いですが今作は女性の想いにも注目して貰いたいです。

 

「誰かを想う心」がいかに大切なことなのか。それを今作で確認出来たら良いと思います。

 

木村大作らしい撮影方法が非常に良かった

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木村大作と言えば黒澤組を志願し「用心棒」や「椿三十郎」の撮影助手として有名なのですが今作の冒頭で雪が降る中、新兵衛を刺客が襲うシーンがある。また上記の藤後(池松壮亮)に剣術の指導をしているシーンも雪が降っているが通常より多く雪を振らせているように思います。

 

ただ空気感というのでしょうか。天候や時間帯を厳守する木村大作らしい映像になっていました。雪のシーンを撮影したのが5月。しかも快晴の日だったとコメントにありますが日が沈む瞬間の一瞬を狙って撮影することにより冬のどんよりとした天候を撮影した方法はまさに”木村大作らしさ”と思えました。

 

岡田准一演じる瓜生新兵衛というキャラが合っていた

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愛する人の為、そして自分が信じる道の為。新兵衛というキャラクターは正義感が強く、責任感もある。時代劇としては昨年公開された関ヶ原でも岡田准一は演じていますが、関ヶ原とは違い散り椿は「時代劇+ラブストーリー」という展開なので、また難しい設定だったと思います。

 

新兵衛の別の名を「鬼の新兵衛」と言い、その剣術は作中でも披露されています。鍛錬に励むシーンもありますが、撮影する3ヶ月前から殺陣を稽古し1日7~8時間稽古した日もあったそうで、作品を観ると形の流れるような美しさを感じることが出来ます。

 

表情はどこか寂しく、切なく。「生きることの道」を探し続ける新兵衛の姿はカッコいいと感じました。

 

時代劇ファンも納得の作品!!

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今作の散り椿ですが冒頭でも書いた通り「美しい時代劇」という設定もあって観ていて目を奪われるシーンが沢山あります。勿論ストーリーも良いのですが、このタイトルでもある「散り椿」。最後に新兵衛が言ったセリフが胸に残るセリフなので、是非劇場で聞いてほしいと思います。

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パンフレットでは木村大作の映画人生60周年を振り返る「大切な人との出会い」が掲載されています。黒澤明や高倉健との出会いなどの映画人生について語られているので、時代劇ファンの人は是非パンフレットを購入して読んでみてください。

 

これにて映画「散り椿」の感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

散り椿 (角川文庫)

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映画「散り椿」オリジナル・サウンドトラック

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【映画・ネタバレ有】「食」と「性」をテーマにした「食べる女」を観てきた感想とレビューを書いていきます

筒井ともみの短編小説が映画化

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筒井ともみの短編小説である「食べる女」「続・食べる女」を原作とした映画で企画・脚本も筒井ともみが担当と最近では珍しい作品となります。残念ながら原作の短編小説は読んだことが無いのですが、原作小説が好きだった人は安心して観れるのではないでしょうか。監督は「金八先生シリーズ」「余命」「手紙」などで知られる生野慈朗。

 

今作は「食」と「性」をテーマにしており、どちらかと言えば「女性向け」の作品と言えますね。気になるストーリーですが。

 

雑文筆家のトン子こと餅月敦子は、古びた日本家屋の古書店「モチの家」の女主人。料理をこよなく愛する彼女の家には、恋や人生に迷える女たちが夜な夜な集まってくる。トン子を担当する編集者で男を寄せつけないドドこと小麦田圭子、ドドの飲み仲間であるドラマ制作会社の白子多実子、求められると断れない古着屋店員の本津あかり、いけない魅力を振りまくごはんやの女将・鴨舌美冬ら、年齢も職業も価値観もバラバラな彼女たちを、おいしい料理を作って迎え入れるトン子だったが……。(映画.com引用) 

 

前田敦子、沢尻エリカ、小泉今日子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香など豪華女優陣となっています。小泉今日子が舞台挨拶で「間接的に男性のための映画」とコメントしていたので男性側で観た感想となりますが、早速書いていきたいと思います。

 

食欲と性欲を満たすと人は満足する

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8人の女性の8つの物語。それが「食べ物」や「性」が混ざり合いつつ男と女の関係性が描かれている作品となります。今作は「PG12」という事もあり小学生未満のお子さんは観ることが出来ませんが、内容が想像していたよりも大人なストーリーなので子供には観せれないかも知れませんね。

 

食べている時、SEXをしている時など幸せを感じ、どんな嫌な事があっても忘れる事が出来る。SEXは相手がいないと出来ないが、食べる事は1人でも出来るので皆で楽しく笑って食べましょう。というセリフが頭の中に残りました。

 

食欲や性だけではなく、各家庭が抱えているリアルな問題なども描かれているので「男性よりは女性向けの映画」というのも納得です。

 

今の忙しい女性にはこういった場所が必要なのかも知れない

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これは男性にも言える事なのですが仕事が終わり、家に帰って寝てまた仕事。そういった人が増えている事だと思います。劇中では小さな古本屋を営んでいる餅月(小泉今日子)の家に集まったり、茄子田(山田優)がいる「BARロマ」でお酒を飲んだり、ご飯屋である美冬(鈴木京香)のお店で皆でご飯食べたり。

 

知らない人とその場で話、友人になるという機会が減ってきているように世の中ですが、こういった女性だけで集まれるような場所が存在していると嬉しく、楽しい場所になると思います。作中のように同世代ではなく美冬や餅月など、年上の女性に相談出来る事は力強い事だなと感じました。

 

作中に登場する様々な料理が食べたくなる

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タイトルに「食べる女」とある通り、女性たちが様々な料理を食べるのですが、それがすべて美味しそうで観ているとお腹が鳴ってしまいそうでした。手羽先やトマトと卵と白きくらげの炒めもの、ポテトサラダ、自家製ぬか漬け、菜の花の昆布〆。様々な料理が登場するのですが、やはり最後の「卵かけご飯」と「手羽先」が食べたくなりますね。

 

最後に各々が卵かけご飯を食べるシーンがあるのですが、とても美味しそうに食べている女優達に映画を観終わった後「卵かけご飯を食べよう」と思った人も多い事だと思います。

 

男性にも観てほしいという言葉がよく解った

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冒頭でも書きましたが「間接的に男性のための映画」というコメントの意味が少し解ったように感じました。「食べるにしても美味しくなれと思いながら作る」という作中のセリフでありますが「美味しいものは美味しく食べる」事が大事だと改めて思います。

 

当たり前の事ですが今ある料理が「当たり前」と感じるよりも「今日も美味しいご飯が食べれて幸せだ」と男性には感じてほしいですね。作中の男性に対する扱いは適当なのですが「女性は男性が想像しているよりも強い」という事が解る作品だと思います。

 

”ほっこりしたい女性”に向けた作品だと思った

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邦画作品も沢山ありますが「今日はホッコリとした作品を観たい」という時にはオススメの映画だと思います。今話題の女優陣が沢山出演されているので、演技に関しては文句なしだと思います。

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パンフレットも購入しました。各女優陣のコメントや劇中で登場した料理のレシピなど。作ってみたいという人はパンフレットを購入してチャレンジしてみてください。

 

これにて映画「食べる女」の感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

食べる女: 決定版 (新潮文庫)

食べる女: 決定版 (新潮文庫)