【映画・ネタバレ有】夜は短し歩けよ乙女を観てきた感想とレビュー-原作が好きな人には最高の映画に仕上がっていると思う-

夜は短し歩けよ乙女が映画化!気になるポイント

2006年に小説が発売され、今でもファンが多い「夜は短し歩けよ乙女」。そんな私も森見登美彦のファンの1人なのですが2017年2月の時点で累計売上130万部という大ヒット作品を映画化したという事で気になっていた人も多いのではないでしょうか。実際に映画館で予告編を観た時には「ついに映像化になるのか!」と正直嬉しかったです。

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監督は湯浅政明で「ちびまる子ちゃん」の本編原画に加え「おどるポンポコリン」の作画なども担当しています。そして今年公開される「夜明けを告げるルーのうた」の監督を務めるなど注目すべき監督の1人ですね。

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そしてキャストが大きな話題となりました。星野源、花澤香菜、神谷浩史、中井和哉、秋山竜次、甲斐田裕子、お笑いコンビ・ロッチの中岡創一とコカドケンタロウのお二人も声出演されています。さてどのような作品に仕上がっているのか、早速レビューを書いていきたいと思います。

 

映像美と心踊る音楽。そして森見ワールドの楽しさが再現されている

映画が始まって5分も経たないうちに映画を観ている人を森見ワールドに引き込む映像美は「さすが」と言えば良いのでしょうか。遠回りしながらも彼女と付き合う事に努力をしている先輩。とにかく目の前の楽しいことに興味津々の黒髪の乙女。実際に小説を読んだ時に思ったのは「夜は短し歩けよ乙女」はとても奇妙な恋愛小説だという事。ジャンルで言えば「ファンタジー恋愛小説」というジャンルになるでしょうか。

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私が夜は短し歩けよ乙女を読んだのは大学生の頃。その頃に思った感想は今でも覚えている。「こんな不思議な気持ちになる小説があるのか」と。偽電気ブラン、中古本展、学園祭、風邪大流行。このすべてが一晩に起こり不思議な夜を過ごしていく各キャラクター達。小説を読んでいた時に頭で思い描いしていた映像が、そのまま映画化になったような嬉しさを私は感じました。

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偽電気ブランの話ではお酒が飲みたくなり、中古本展の話では本、学園祭では劇、風邪大流行では卵酒。各シーンに登場する1つ1つが映画観終わった後はとても印象が残る作品となっています。映像美と音楽の組み合わせによって更に夜は短し歩けよ乙女の世界観を面白い作品としているのも素晴らしいポイントだと思います。

またこの映画のキャッチコピーである「こうして出会ったのも、何かのご縁」というのも注目ポイントですね。このキャッチコピーの意味が完全に解るのは映画のラストになるのですが映画を見終わった後は「自分も何かのご縁があるんだな」と実感出来ます。

 

森見ワールドファンの人は是非観に行って欲しい

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小説をアニメ化、実写化するとどうしても尺の問題で好きなシーンが無かったり原作ファンの人は「あのシーンが欲しかった」と思う時があるのですが今回の夜は短し歩けよ乙女は原作ファンなら是非観に行って損はないと思います。あの映像美と音楽の組み合わせは劇場で観た人だからこそ楽しめる要素の1つだと思いますね。

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パンフレットでは各キャラクター紹介や出演者インタビュー、監督インタビューやキャラクター設定。背景設定など映画を観た後に楽しめる要素が沢山あります。パンフレットとしてはネタバレ要素も少なく劇場公開前にみても問題無いと思いますが、出演者インタビューにラストのシーンについて説明などがあるので、じっくりは見ない方が良いかも知れませんね。

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また同じく森見登美彦原作「有頂天家族」がテレビアニメ2期が開始しています。こちらは「たぬきシリーズ」と呼ばれるもので、とても面白い作品となっています。気になった方は是非見てみてください。今回は「夜は短し歩けよ乙女」の感想とレビューを書かせて頂きました。最後まで読んで頂きありがとうございます。