【読書】湊かなえデビュー10周年初のエッセン集「山猫珈琲 下巻」を読んだ感想・レビュー-デビュー前夜の話がかなり面白い-

初のエッセン集の下巻が発売!

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湊かなえのデビュー10周年として発売されたのが初のエッセン集「山猫珈琲 上巻」だったのですが、この上巻がとても面白かい。

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 上記のブログでも書いていますが私は湊かなえのファンです。湊かなえデビュー10周年という事で47都道府県サイン会ツアーがあったのですが滋賀県に来られた日はどうしても外せない用事があり、行けなくてすごく後悔しました。それくらい好きなのですが前回のエッセン集「山猫珈琲」の下巻となります。

前回の「山猫珈琲 上巻」では湊かなえの以外な一面が見れたりして、本来小説で読む文章とは違いコラムやエッセイを読むと「面白い人だな」という印象を受けます。さて今回の「山猫珈琲 下巻」はどうなのでしょうか。早速感想を書いていきたいと思います。

前回同様に面白く、そして「デビュー前夜・特別収録」が最高に良かった

全242ページの内114ページまでは「お題いろいろ」となっています。その中には「始まりは5・7・5」や「最強の親友」「珈琲革命」など様々なエッセイがあります。

今回は特別収録に「湊かなえという作家が生まれた経緯」というのが「デビュー前夜」で書かれていますが、元々文才があるという人ではなく読んでいると「努力を重ねてデビューをした人」という印象を受けました。エッセイの「サイン会のために」を読んだ時は「意外と小心者なんだな」とも思いました。悪い意味ではないですよ。

初めてのサイン会はデビュー2作目である「少女」の時でした。おそらくサイン会の来てくださるのは「告白」を読まれた方々で次作を楽しみに待っていた人の期待に応えることは出来ているのか。もしくは「告白」に対して怒りを抱き、直接物申してやろうという人がいるのではないだろうか。眠れない日々が続きました。【サイン会のために】 

 上巻のときにも少し書きましたが告白という作品が大きすぎて悩んだ時期があるというエッセイを読んだ後、今回のエッセイを読むと私の中では「意外と小心者」という印象になった訳です。また特別収録がかなり良かったですよ。今回の特別収録は「第二回BS-1新人脚本賞 ラスト・エレベーターガール」と「第35回創作ラジオドラマ大賞 答えは、昼間の月」が応募原稿そのままの状態で載っています。これは小説家目指す人は参考になりますね。「決まりごと」と「禁止事項」「テーマ」が決められた状態でプロ作家がどような文章を書くのか。とても参考になりました。

 

上巻、下巻共に湊かなえがもっと好きになるエッセイ集だった

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作家さんが書くエッセイやコラムというのは違う一面が見れて非常に面白いです。特に今回は私が好きな作家の1人である湊かなえのエッセイ集という事で最後まで面白く読むことが出来ました。「告白」「ポインズンドーター・ホーリーマザー」など小説だけを読んだだけでは解らない作家さんの一面が見れたと思います。

今回の感想・レビューはここまで。最後まで読んで頂きありがとうございます!