近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

どんな人でも解りやすい第4回確定申告講座-個人事業主が法人化する理由について書いていく「メリット・デメリット」など-

法人化した方が良い。と言われるが何故なのか?

個人事業主をしていると周りから「法人化した方が良いのでは?」と言われた事がある人も多いのではないでしょうか。一定以上に成長してくると意識してくるのが「法人化」なのですが法人化するメリットとは何なのか?それは以下の理由があります。

  • 信用
  • 代表者給料
  • 家族に対する経費
  • 減価償却費
  • 欠損金の繰越
  • 消費税の免税事業者

信用は名の通りで「個人事業主よりは法人化しているので信用出来る」というブランド力と言えます。法人化=社会的信用を得ると考えて良いのですが実際に法人化しているから信用出来るという時代は終わっていると個人的思っているので「肩書」が1つ増えるという考え方で良いと思います。

 

代表者給料というのは個人事業主では給料所得控除が受けれなかったので法人化する事によって受けれるようになります。給料所得控除とは例をあげるとすると。

収入500万円の人に対して「収入金額×20%+54万円」 が該当します。

(500万円×20%)+54万円=154万円となります

 

家族に対する経費。法人にすると生計を一にする配偶者やその他の親族に対して支払った給料等も損金として必要経費として扱う事が出来るのが認められています。「家族経営」という言葉を聞いたことがあると思いますが何でも経費で落としている家族経営の人もいますもんね。見ているとグレーゾーンギリギリの人もいますが、違法ではないだけに上手にやっているなと感心します。

 

減価償却費は個人事業主の時に強制的なものでした。業績に関わらず赤字であろうと計上しなければなりません。これが個人事業主の時に面倒だっと思う部分なのですが。

しかし法人は自由裁量で計上出来るので業績を見ながら減価償却費を翌年に先送り出来ることも可能になるのです。ただ対外的な信用が無くなる可能性が大なのでメリットとして良い切れるのか解りませんが減価償却費で悩んでいる個人事業主の人はこういったメリットもあるよ。という事を知っておくと良いですね。

 

法人化のデメリット

私が法人化のデメリットと思うのは「交際費」でしょうか。個人事業主では交際費について限度額の制限がありませんでしたが法人の場合制限があります。交際費の一部しか損金に算入する事が出来ません。後は事務手続のデメリットは「商業登記」ですね。

 

役員変更や本店を移転した場合、増資を行った場合は変更を行う度に登記が必要となってくるので「良い土地が空いたから引っ越しをしよう」という気軽な気持ちで引っ越すのも面倒となってきますね。

 

確定申告に関する帳簿の話で言えば法人化すると「財務諸表」は当然個人事業主の時よりも細かく求められるので作成するのに時間が必要となってきます。

 

ただ節税したいのであれば法人化は有り

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(国税庁参照)

画像が小さいですが上記が「個人事業主の所得率の税率」になります。個人事業主が負担する税金は所得税、住民税、事業税がありますが住民税は一律10%ですが、所得税と事業税は上記の画像を参考にしてください。事業税については。

(事業所得ー事業主控除)×税率5%=事業税額 

 

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(創業サポート倶楽部 参照)

法人の場合は法人税、法人事業税、法人住民税などがあります。法人住民税は平成26年10月1日以後開業する事業年度からは以下の通りになります。

資本金等の額が1億円以下の法人

資本金の額もしくは出資金の額を有していない法人

人格のない社団

上記の税率は13.6%とする。それ以外は14.7%とする。 

(滋賀県大津市の場合)

 そのほかには地方法人特別税などがありますが地方法人特別税に関しては。

法人事業税額×81%=地方法人特別税 

 となります。ブログで細かく法人に関する税率を書いていてはきりがないのですが個人事業主で所得金額が500万円以上超えている人であれば法人化したほうが税金はお得になります。個人だと課税される金額が右肩上がりになるのですが法人化すると緩やかな右肩が上がりとなります。所得400万円以下であれば法人化しても個人事業主としても自由だとは思いますね。

 

法人化する理由が少しでも解ればOK

周りに「法人化しなさい」と言われも上記の事をある程度理解出来れば、それで大丈夫だと思う。その上で「法人化してみよう」と思うのであれば税金対策にもなるので良いと思います。ただ上記でも書いたとおり法人化するとメリットだけではなく、デメリットも当然多いのでそれが悩みようですね。特に「事務作業」という面でのデメリットが非常に大きいと思う。そういった点で難しいと思う事があれば近くの税務署や税理士に聞きに行くのも有りだと思います。特に法人化するのであれば今後の事を思うと1人、2人税理士の人と仲良くなっておくべきだと思いますね。

今回は法人化するメリットとデメリットを書かせて頂きました。

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