近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

【映画・ネタバレ有】ナラタージュを観てきた感想とレビュー-様々な”恋愛”に賛否両論だと思った-

島本理生の大人気小説「ラナタージュ」を映画化

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2005年に発売され、その人気は衰えを知らず「この恋愛小説が凄い2006年」「本の雑誌が選ぶ上半期ベスト10」1位を獲得。2006年の本屋大賞で6位に入るなど、現在でもファンが多い作品です。

 

 

島本理生さんのTwitterでファンの好きな作品をアンケートにした所断トツで1位になるなどナラタージュの人気が解る事だと思います。気になる内容ですが。

大学2年生の泉のもとに、高校時代の演劇部の顧問・葉山から、後輩たちの卒業公演への参加を依頼する電話がかかってくる。高校時代、泉は学校になじめずにいた自分を助けてくれた葉山に思いを寄せていたが、卒業式の日に起きたある出来事を胸にしまったまま、葉山のことを忘れようとしていた。しかし1年ぶりに葉山と再会したことで、抑えていた恋心を再燃させてしまう。一方、葉山もまた泉に対して複雑な思いを抱いていた。(映画.com引用)

監督は「GO」「世界の中心で愛を叫ぶ」「北の零年」などで知られる行定勲監督。主演は松本潤×有村架純で話題となっていますが早速感想とレビューを書いていきたいと思います。

 

ナラタージュの意味とは?

道筋を語る「ナレーション」と写真などをつぎはぎとする「モンタージュ」という言葉が合わさったのが「ナラタージュ」。映画で画面外の声に合わせて物語が展開していく技法の事を言います。

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この作品は主人公である工藤泉(有村架純)が高校生時代、大学時代の過去を思い出しながらストーリーが進んでいきます。この作品をザックリ紹介するのであれば。

 

”それぞれ”が想う愛の形

 

こんな所でしょうか。工藤泉が昔から想いを寄せている葉山貴司(松本潤)。そして工藤泉の事を一目惚れした小野玲二(坂口健太郎)。この三角関係が「恋愛映画」というよりは切なく、生々しく。こんな恋愛があるかも知れないと思わせるようなストーリーは観ていて心が痛くなります。

 

有村架純のベットシーンが印象的

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葉山貴司×工藤泉。小野玲二×工藤泉とベットシーンがいくつか登場しますが、人物によって体の動き、表情が変わる有村架純の演技力に注目して欲しいと思います。

 

小野玲二×工藤泉では葉山玲二の想いを断ち切ろうとして付き合った小野玲二ですが、ベットシーンでは布団を強く握りしめ悲しく苦痛の表情する工藤泉ですが葉山貴司とのベットシーンでは「心が痛く」と言っていますが嬉しくもあり、そして悲しい表情の工藤泉。その使い分けが私は印象に残りました。

 

濃厚なキスシーンやベットシーンが特徴的なナラタージュですが有村架純の新しい一面を観れたような気がしました。

 

優しさや行動によって傷つけるのがよく解る作品

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今作を観ていて思ったことは色々あります。きっと観た人で一番思ったことは「葉山先生の優しさは残酷だな」という事。泉が自分に好意を寄せている事を知っていながらも、それに甘えてしまっていた葉山先生。

これは実際の恋愛ではよくあることだなと思います。「誰にでも優しい男」というのでしょうか。自分の過去のトラウマを泉と話している時だけ忘れる事が出来、前向きにしてくれるという。しかし泉はそれを「自分に好意を寄せてくれている」と勘違いをしているのが今回の映画のポイントとなります。

 

葉山先生がもっと早く「自分は結婚していて、君を愛する事が出来ない」と泉に伝えていれば泉は、他の選択肢他の人生が待っていたかも知れませんね。

 

この映画のラストに何を思うかはアナタ次第

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きっとこの映画を観た人の感想は賛否両論に別れる事だと思います。きっとそれは観る人の恋愛観によって感想が別れる作品だと思いました。

 

「葉山先生のような不倫をする男は許せない」

「泉のハッキリしない性格がモヤモヤする」

「小野玲二の彼女に対する発言が酷い」

 

私はザックリと上記のような事を思いましたが中には自分の過去を振り返り「共感する」という人もいるかも知れません。

 

「叶うことのない恋愛」

「許されない恋愛」

 

そういった意味で賛否両論だと私は思います。

 

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パンフレットはナラタージュを観終わった後、楽しめる内容が盛りだくさんとなっています。中でも「岩井俊二×島本理生×行定勲」「映画 ナラタージュを語る」はこの映画にかける思いなどが書かれているので、要注目です。

 

これにて映画「ナラタージュ」の感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。

(先週観た映画・良ければ是非ご覧ください)

www.yuruiblog.com