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ミライの授業 きみたちはなぜ学ぶのか?を買ってきました-14歳から現在大人の人まで。学校では学べない事は沢山ある-

読書-レビュー

きみたちは「魔法」を学んでいる

この本を買って驚いたのは14歳の子は完全に「21世紀生まれ」という事。昭和は勿論知らない、そして20世紀も知らない。今の大人は過去を生きてきて、そして14歳の子は未来を生きていく事になります。もし自分たちの母親、父親が「21世紀の時にどうなっていたか?」と想像した時にきっと鉄腕アトムのような車が空を飛んでいるのではないだろうか?など思っていたかも知れません。

私が子供時代は子供机に辞書、雑誌、漫画、ゲーム、時計と並んでいましたが今の子はスマートフォンやタブレット1台で済んでしまう。そんな時代がくるとは思ってもいなかったし、ましてや今でも技術の進化には驚く事が沢山あります。

 

14歳の子がもし大人になって年を重ねると今よりずっと未来になっている事だと思います。今回買った「ミライの授業」を読んで改めて思う事は今の若い人、そして学生は「未来という魔法技術を学んでいる」という事を知ってほしいと思いました。

 

歴史を学ぶと自分の人生にて欠けているものが見つかる

まず初めにこの本を読んで歴史を中学生でも解るように一つ一つ丁寧に解説しながらも「人生ではいかに何が大切であるか」という事が書いてあるように感じました。

例えばナイチンゲール。きっとほとんどの人は「戦場の兵士たちを優しく介護した女性」という認識だと思います。ただ彼女が歴史に名前を残したのはただ介護していただけではなく介護しつつ「真実の正しさ」を見極めて大きな「課題発見」を成し遂げた女性でした。その「課題発見」とは「戦場の兵士たちは戦場によって亡くなるより劣悪な環境での治療による感染症によって亡くなっていく」という事を発見したのです。

そしてそれを政府に説明する為にずっと学んでいた数学、統計学を利用したのです。その当時は円グラフや棒グラフも普及していなかった時代にナイチンゲールは「コウモリの翼」という円グラフを作成しました。そうして彼女は様々な統計を取り委員会に1000ページにも及ぶ報告書を提出しました。その内容はどんな偉い人でも反論出来ない内容だったそうです。そうしてナイチンゲールは看護師としてのナイチンゲールというだけではなく、統計学のナイチンゲールとしてアメリカ統計学会の名誉会員にも選ばれる事にもなります。

 

そんなナイチンゲールの話が登場するのは1限目の授業になります。この本には全部で5限あるので、その項目を紹介したいと思います。

  • 1限目:世界を変える旅は「違和感」からはじまる
  • 2限目:冒険には「地図」が必要だ
  • 3限目:一行の「ルール」が世界を変える
  • 4限目:すべての冒険には「影の主役」がいる
  • 5限目:ミライは「逆風」の向こうにある

5限目すべてを世に終えた後に思ったことは歴史を説明しながらも「自分にとって欠けているもの」を探すヒントになるような気がしました。偉大な発見をした人というのは日常に潜む「違和感」を発見するのが非常に上手な人だと思えます。

もちろん14歳の人にも見て貰いたいですが、それ以下。もしくはお父さん、お母さん世代の人にも見て欲しい1冊だと言えます。

 

ミライの授業

ミライの授業