近畿地方から送るゆる~いブログ

近畿地方から送るゆる~いブログ

近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

【映画・ネタバレ有】グレイテスト・ショーマンを観てきた感想とレビューを書いていきます-今年のゴールデングローブ賞は間違い無し-

 

すでに今年のゴールデングローブ賞ノミネート作品!

f:id:masanori1989:20180218204842p:plain

「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれた19世紀アメリカの実在の興行師である「P・T・バーナム(フィニアス・テイラー・バーナム)」の半生を描いたミュージカル映画となっています。主演は「X-MEN」「ローガン」「レ・ミゼラブル」などで知られるヒュー・ジャックマン。

 

すでに作品賞、主演男優賞、主題歌賞とゴールデングローブ賞主要3部門ノミネートされている今年注目の作品となっています。

貧しい家に生まれ育ち、幼なじみの名家の令嬢チャリティと結婚したフィニアス。妻子を幸せにするため努力と挑戦を重ねるフィニアスはやがて、さまざまな個性をもちながらも日陰に生きてきた人々を集めた誰も見たことがないショーを作り上げ、大きな成功をつかむ。しかし、そんな彼の進む先には大きな波乱が待ち受けていた。(映画.com引用) 

 日本でも大ヒットを記録した「ラ・ラ・ランド」の制作チームが送る新たなエンターテイメント作品。早速ですが、感想とレビューを書いていきたいと思います。

 

オープニングから目が釘付け

f:id:masanori1989:20180218204830p:plain

オープニングから鳥肌が立つような映画というのは非常に少ないと思います。数々の映画を観てきましたが数々のキャラクターを演じてきたヒュー・ジャックマンの中でも「名作」と呼ぶに相応しい映画だと冒頭で確信します。

 

これは是非、音響の良い映画館で観て欲しい。勿論「映像美」も大事なのですが、この映画は「ミュージカル映画」。音響の良悪で印象が変わると言っても過言ではないでしょう。オープングからラストまで。105分という時間がこれ程濃密で早く感じたのは久しぶりでした。

 

米国人で知らない人はいない「P・T・バーナム」

f:id:masanori1989:20180219165453j:plain

フィニアス・テイラー・バーナムの半生を描いた作品となっていますが「P・T・バーナム」をこの作品で初めて知ったという人も多いと思います。私も曖昧な知識しか無かったので事前に調べてから劇場に観に行ったのですが、彼はショービジネスの元祖であり大衆娯楽の創始者という事をまず知って貰いたい。

 

地上最大のショーと知られる「テント」を使ったサーカスを考えだしたのも彼です。そんな彼がなぜ「偉大」だと言われるようになったのだろうか。それは貧しい生まれだった彼が百万長者になったからという訳ではなく、彼の人柄と言えるでしょう。

 

彼が「何をするにしても、全力を尽くせ」と言った言葉は今でも多くの人の胸の中に残っている。失敗を恐れず、粘り強く生きていくという精神に人々は尊敬する人物と感じていたのでしょう。

 

文句なしで映画内の楽曲がすべて良い

f:id:masanori1989:20180218204935p:plain

今作のオープニングである「The Greatest Show」を始め「This is me」「Come Alive」「A Million Dreams」など今作を観た後、耳に残る楽曲が多数ありました。

 

昨年公開された「ラ・ラ・ランド」の時も好きな楽曲が多数ありましたが、今作も映画を終わった後、すぐ聞きたくなるものばかりです。

 

 Amazon musicでは「The Greatest Showman(Original Motion Picture Soundtrack)」を聞く事が出来るので、入会されている方は映画を観終わった後、車の中で聞くと映画のシーンを思い出すことが出来るので、是非聞いてみてください。

 

ストーリーは「ラ・ラ・ランド」よりも万人受け

f:id:masanori1989:20180218204742p:plain

私は「ラ・ラ・ランド」はどちらかと言えば大人向けの作品だったと感じています。ミュージカル映画の枠を超え、あれだけ指示されたのは楽曲が良いのも1つの理由ですが、自分と重ね合わせたり。また128分という尺の長さで「春夏秋冬、その後」と描かれているリズム感が私も心地よく感じました。

 

今回のグレイテスト・ショーマンはどちらかと言えば大人向けというよりも、万人受けという印象があります。しかし「P・T・バーナム」の半生をミュージカルで描かれており、ミュージカル映画としては新しい扉を開けたと思います。

 

「従来のミュージカル映画を超えた」と言われた「ラ・ラ・ランド」とはまた新しい一面がありました。

 

ゴールデングローブ賞は現段階では間違い無し!?

f:id:masanori1989:20180218204738j:plain

ミュージカル映画として今年もゴールデングローブ賞は間違いないと思うのですが、今年の夏には「マンマミーア2」の公開が控えているので、まだ解りません。ただ主題歌部門、主演男優賞は現段階ではほぼ間違いないのではないでしょう。

 

「レ・ミゼラブル」で魅せたヒュー・ジャックマンが今作で更に上回り、踊って歌っている姿は彼の事を好きになる人が更に増える事間違い無しです。

f:id:masanori1989:20180219162551j:plain

今作のパンフレットでは映画の撮影秘話が要必見です。衣装や小道具、ミュージカル撮影など、どのように工夫したのか掲載されているので、気になった方は是非買ってみてください。

 

これにて映画「グレイテスト・ショーマン」の感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。

グレイテスト・ショーマン(サウンドトラック)

グレイテスト・ショーマン(サウンドトラック)

 

【祝!アニメ化!】ヲタクに恋は難しいがTVアニメ化!本当に待ちわびたぞおおおお!-気になるキャストや放送時期などを書くよ-

  • ヲタ恋がアニメ化するって!?!?
    • キャストがイメージ通りでテンション上がった!
    • アニメ放送前にキャラクター紹介を是非読んでみてね!
  • 最新刊である第伍巻も絶賛発売中!
    • 【追記2018年2月】最新刊第五巻が発売中!

 

ヲタ恋がアニメ化するって!?!?

f:id:masanori1989:20170724163729j:plainついに・・アニメ化なって欲しいとはずっと思っていましたが「ヲタクに恋は難しい」がアニメ化決定しましたよ!!!

 

これは本当に嬉しい!!!

 

ただのファンブログになってしまいますが、それでも良い。今回の記事だけは特別なんだ。ヲタクに恋は難しいを知らない人の為に書きますと。

作者「ふじた」さんがSNSサイト「pixiv」から誕生した漫画でオリジナル漫画の中で歴代1位のブックマーク数を記録し現在では一迅社と共同で共同でウェブコミック配信サイト「comic POOL」で連載が行われています。書籍化以前からオタク趣味を持つ女性から共感する声がある次に来る漫画大賞では「本にして欲しいWEB漫画部門」で第一位となりました。書籍後は「このマンガがすごい」の女性部門で1位となっている(wiki参照)

 アニメ化決定しファンからも喜びの声が上がるなど盛り上がっていますが、私もその1人です。いや~本当に嬉しい。

 

続きを読む

【映画・ネタバレ有】「今夜、ロマンス劇場で」を観てきた感想とレビューを書いていきます-色の美しさと愛-

切ない恋の行方が開幕

f:id:masanori1989:20180212021839j:plain

監督は「のだめカンタービレ・最終楽章」「テルマエ・ロマエ」の武内英樹。今作は綾瀬はるか(美雪)と坂口健太郎(牧野健司)の共演作品となっています。今作の予告編を観た際に「映画のスクリーンの女優が飛び出してきて恋に落ちる」という斬新なストーリーに以前から興味がありました。さて、気になるストーリーですが。

映画監督を目指す青年・健司はモノクロ映画のヒロインである美雪に心を奪われ、スクリーンの中の彼女に会うために映画館に通い続けていた。そんなある日、美雪が実体となって健司の前に現われる。モノクロ姿のままの彼女をカラフルな現実世界に案内するうち、健司と美雪は少しずつ惹かれ合っていく。しかし美雪には、人のぬくもりに触れると消えてしまうという秘密があった。(映画.com引用) 

 触れられない美雪と、恋に落ちてしまった健司。その2人の恋の結末はどのように迎えるのか。早速ですが感想とレビューを書いていきたいと思います。

 

白黒の世界にいた”お姫様”と”色”

f:id:masanori1989:20180212021921p:plain

スクリーンの向こう側に存在するお姫様という新しい設定が「以前から興味があった」と書きましたが白黒映画。「お転婆姫と三獣士」が公開されたのは1939年の事。主人公の健司は1960年代でこのお姫様に恋をしてしまった事から物語は始まります。

 

本来であれば廃棄されてるはずだった作品を健司が見つけ、一目惚れしてしまうというストーリーは面白い。私達がテレビ・スクリーンで観る女優、俳優に「カッコイイ、綺麗」とは別に純粋に”恋”をしてしまった主人公が見つめるスクリーンに映る女優を観る目は完全な恋です。

 

そんな白黒の世界にいたお姫様が雷によって現実世界に来るのですが「おい、これは何だ」と壁の色を聞くシーンがある。青、赤、黄色。お姫様が白黒の世界から飛び出してきて実際に見るカラフルな世界は新鮮で、子供のように歩き回ります。

 

白黒の世界にいたお姫様が色に出会い、様々な事を学んでいく姿というのは観ていて楽しい気持ちにさせられました。

 

衣装や美術のこだわりは”凄い”

f:id:masanori1989:20180212021925p:plain

舞台は1960年代という事もあり美雪の衣装は1960年代に流行したものを取り入れています。美雪のイメージとして武内英樹監督が衣装担当の方に伝えたのは「美雪のイメージはオードリー・ヘップバーン」だという事。

 

そして私が”凄い”と思ったのはオードリー・ヘップバーンをイメージしながらも綾瀬はるかをイメージした少し可愛らしい部分も取り入れている事に衣装のこだわりを感じました。

f:id:masanori1989:20180212021753p:plain

ロマンス劇場では美術のこだわりを感じた。壁にかけられた古いポスター。古い文字の注意書き。壁、床、証明などロマンス劇場は映画ファンの”愛”を感じることが出来ました。映写室では映写機、小物などの細かなセットはマニアの方に借りて撮影したそうです。

 

今作は衣装、美術の”こだわり”と言いますか。「職人技」が素晴らしいと思える作品となっています。よく観ると「こんな細かな場所まで」と色々な事に気づく人も多いのではないでしょうか。

 

様々な作品のオマージュが使われている

f:id:masanori1989:20180212021844p:plain

まず誰でも解るシーンで言うと美雪の世界。すなわち「お転婆姫と三獣士」は「オズの魔法使い(39年)」のオマージュだと解った人も多いと思います。また落雷によって変化がおこるシーン。これは「バック・トゥ・ザ・フューチャー(85)」のオマージュであったり。私はこの当たりまで気づいたのですが、他にも映画監督を目指す健司と劇場館主の本多の関係性は「ニュー・シネマ・パラダイス(88年)」。映画の世界と現実の世界をつなぐファンタジックな設定はキートンの探偵額入門」「カイロの紫のバラ」。王女と身分違いの青年が恋に落ちる「ローマの休日(53年)。北村一輝演じるスター俊藤龍之介はのハンサムガイシリーズは日活のガイシリーズ。

 

様々な作品のオマージュが使われていますが、今作での名シーンはガラス越しにキスをするシーンではないでしょうか。こちらは「また逢う日まで(59年)」のオマージュとなっており今作にピッタリのシーンとなっています。

 

触れたくても、触れられない切なさ

f:id:masanori1989:20180212021805j:plain

美雪は当初、健司とは手も繋がず健司が近づくと逃げてばかりいましたが、その理由を話してくれるシーンが本当に切ないです。健司がプロポーズをしようとした際に「私とお前は触れる事が出来ない」と伝えられます。

 

映画の中から出てきたお姫様は、その代償として「人のぬくもりに触れたら消えてしまう」のです。その代償が健司を苦しめさせます。抱きしめたいのに抱きしめられない。足をくじいてしまった美雪に手を貸すことが出来ない。

 

そんな切ない代償に健司は勿論、お姫様の事を考えると胸が苦しくなるような場面もあります。本当のラストは書きませんが、そのラストに誰もが納得する事だと思います。

 

ラストは本当の”愛”に涙する事間違い無し

f:id:masanori1989:20180212021757j:plain

触れる事が出来ないという純愛。私は映画を観ている最中「この作品では泣くことはないだろう」と思っていたのですが、映画のラスト。このラストに完全にやられてしまった。触れる事が出来ない愛に2人はどうしたのか。その「真実の愛」に観た人は涙する事だと思います。

f:id:masanori1989:20180212145323j:plain

パンフレットでは各出演陣のコメント、美術・衣装・ヘアメイクのコメントなど今作を観た人は必ず楽しめる内容となっているので是非購入して見てみてください。

 

これにて映画「今夜、ロマンス劇場で」の感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。

今夜、ロマンス劇場で (集英社文庫)

今夜、ロマンス劇場で (集英社文庫)

 

【映画・ネタバレ有】福山雅治主演「マンハント」を観てきた感想とレビューを書いていきたいと思います

 

ジョン・ウー監督最新作

f:id:masanori1989:20180212020350p:plain

今作は1974年発行の西村寿行の小説をリメイクしたものとなります。原作は「君よ憤怒の河を渉れ」というタイトルなのですが1976年に公開された日本版では主演に高倉健、中野良子、原田芳雄、倍賞美津子など豪華出演陣となっています。今作の「マンハント」では主演に福山雅治チャン・ハンユーチーウェイ桜庭ななみハ・ジウォンなど今作も非常に豪華です。さて、気になるストーリーですが。

製薬会社の顧問弁護士をつとめる男ドゥ・チウは、パーティの翌朝、社長秘書・希子の死体の横で目を覚ます。現場の状況証拠はドゥ・チウが犯人だと示しており、罠にはめられたと気付いた彼は逃亡を図る。独自の捜査でドゥ・チウを追う敏腕刑事・矢村は、ドゥ・チウに近づけば近づくほど事件に違和感を抱くように。やがてドゥ・チウを捕らえた矢村はドゥ・チウの無実を確信し、警察に引き渡さずともに事件の真相を追うことを決意する。(映画.com引用) 

 「三度目の殺人」の福山雅治。「孫文と義士団」のチャン・ハンユーによるW主演は非常に気になります。では、早速ですが感想とレビューを書いていきたいと思います。

 

さすが「ジョン・ウー監督」だと思えるシーンが多数有

f:id:masanori1989:20180212020439p:plain

今作の監督を務めるジョン・ウーは「男たちの晩餐」「レッドクリフ」など日本でも大ヒットを記録し私もファンの1人なのですが、私が今作を観た時に嬉しいと感じたのは「男たちの晩餐」で有名なシーンである二丁拳銃のシーンが今作でも生かされているという点、そして戦闘中に飛ぶ白い鳩など原点復帰と思わされるシーンが多数存在している。

 

そしてスローモーション技術を多数利用したアクションシーンは観ていて飽きさせない。そういった技術面が生かされているのは福山雅治、チャン・ハンユーの身体能力の高さと演技力があるからこそです。今作の「サスペンス・アクション」というジャンル通りハラハラ・ワクワクする展開には大満足でした。

 

舞台は大阪、西日本がメインなのが観ていて楽しかった

f:id:masanori1989:20180212020530j:plain

撮影場所はすべて日本。そしてすべて西日本で撮影されているという事もあり知っている場所が多数観れました。ドゥ・チウ(チャン・ハンユー)と矢村(福山雅治)が車内で格闘しながら鳩小屋に突っ込むシーンなのですが、こちらは奈良県御所市櫛羅で撮影されたものです。

 

実はこの場所に行ったことがあり、映画を観ながら懐かしいという気持ちになりました。アジアを代表するキャスト陣&スタッフがすべて日本で撮影し公開になったというのは一映画ファンとして嬉しい気持ちになります。

 

前評判は悪かったが、個人的には良作

f:id:masanori1989:20180212020524j:plain

今作を観る前にレビュー内容は観ていませんが評価はイマイチという反応だったのですが、観てみると思っていたより酷い事は無い印象を受けました。

 

ストーリーに関して言えば日本映画というよりはハリウッド向けのストーリーに感じます。アジア系サスペンス映画というのは「事件→調査→逮捕→完結」という流れなのですが、今作は「事件→アクション→真相→死→完結」というストーリーで悪党は皆、銃撃戦で死ぬので「え?そんな簡単に死ぬの?」という印象を受けた人もいると思います。

 

「君よ憤怒の河を渉れ」の時はどのような評価だったのか解りませんが、私も1度観たことがあり印象が残ってるシーンで言えば新宿を馬で走るという斬新なシーンがあったりと、ストーリーに関しては”珍しい”と思えるシーンも多数あったので今作も同じようにストーリーがイマイチだという気持ちにはなりませんでした。

 

1つ残念な事は「口の動き」

f:id:masanori1989:20180212020450p:plain

今作は多国語が飛び交う作品となっているのですが、それに違和感を感じました。日本語や中国語、英語などセリフがあるのですが無理やり日本語で話すシーンがあり、セリフと口の動きが合わないシーンが多数あった

 

中国語、英語には字幕が登場するので、これに関しては無理やり日本語で話させる必要性は無かったように感じます。それであれば完全に日本語は日本語。中国語、英語は字幕と完全に分けた方が作品に集中出来たかも知れません。

 

ジョン・ウー監督ファンは楽しめる作品!

f:id:masanori1989:20180212020444j:plain

序盤でも書きましたが二丁拳銃などジョン・ウー監督らしいシーンが多数あるので、監督ファンの1人である私としては嬉しい演出だと思います。また映画のラストには福山雅治×ジョン・ウー監督の対談があったりと映画にしては珍しい演出だと思いました。

 

その中で福山雅治がジョン・ウー監督の娘であるアンジェルス・ウー(ドーン)を撃った際に監督に「ごめんなさい、ウーさんの娘さんを殺してしまいました」と監督に謝りにいったそうです。そういったユーモアさも監督は気に入ったとコメントしています。

 

f:id:masanori1989:20180212145258j:plain

パンフレットでは監督や出演陣のコメントは勿論、撮影場所や撮影秘話などが掲載されています。映画を観終わった後「あ~あのシーンはそんな裏話があったのか」と笑ってしまう話しも掲載されているので、是非購入してみてください。

 

これにて映画「マンハント」の感想・レビューを終わりたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。(次回は「今夜、ロマンス劇場で」)

君よ憤怒の河を渉れ (徳間文庫)

君よ憤怒の河を渉れ (徳間文庫)

 

【映画】アニメを「映画ランキングから外す」という映画美術に私はガッカリした

映画ファンの1人としてこのニュースは「ガッカリ」

f:id:masanori1989:20180203123524j:plain

私も2017年に劇場に観に行った映画数は59本。HuluやAmazonプライムなどを入れれば年間300本以上映画を観ているような人間なのですが「映画美術」が2017年の「日本映画ベストテン&ワーストテン」からアニメ映画を除外するというニュースが流れてきた。

 

 

え?何言ってるの?

 

 

そんな事を思ったのですが「映画はカメラの前で演じるものであってアニメは映画ではない」という説明を語っていますが賛否両論の中、私は1人の映画ファンとしてアニメファンとして言いたいのは。

 

 

非常にガッカリで仕方がない!!!

 

 

こんな気持になってしまった。その理由を書きたかったので、早速ブログで書いていきたいと思います。

 

声優が演じているので「演じている」という点では同じ

カメラの前で演じている人がいなければ「映画ではない」という考え方。言いたいことは解らない事はない。監督、助監督、美術、ライト、役者、スタント。こういったすべての人が集まって出来たのが映画でありカメラの前で人が演じているからこそ映画なのだ。

 

そういった考え方も解るが、アニメ作品も同じだと私は思います。役者やライト、スタントがいないだけで「声優」という「声を演じる人」という職業の人たちを「あなたたちは役者じゃない」「演じていない」と言っているような気がした。

 

私が2017年観に行った作品の中にはアニメ映画も多数あり、どの映画も観ていて楽しくもあり、感動した作品もありました。そういったアニメ映画を「除外する」というのは映画ランキングと言えるのか私には疑問に思うのですがアニメ好きとしては納得出来ない部分が大きいです。

 

アカデミー長編アニメ「映画」賞の存在

例えば2002年に受賞した「千と千尋の神隠し」や2016年は「ズートピア」が選ばれましたがこの「アカデミー長編アニメ映画賞」の条件として。

  • 上映時間が70分以上である事(第83回より40分以上に変更)
  • 主要キャラクターがアニメーションで描かれている事
  • 上映時間の75%以上がアニメーションである事

このように書かれています。上記でも強調して書いたのですが長編アニメ「映画」賞なんですよね。「アニメ映画は映画ではない」というのであれば、この賞は一体何なのだろうかと私は思ってしまった。2001年から始まったこの賞ですが、日本作品が受賞やノミネートされているというのは日本がアニメ文化であり、それを認めている人が沢山いるからだと思っています。

 

現在は日本のアニメ文化が一番だ!と断言出来ない程、海外のアニメーション文化が成長しています。今年公開された西遊記。 

 

www.yuruiblog.com

 

 2015年に中国で公開され2018年に日本でも公開されたのですが、映像美は圧巻でした。中国産として歴代No1の興行収入だったというのも納得出来る作品です。そういったアニメーション作品を除外してしまうのは勿体無いように感じます。

 

アニメ映画もランキングに入れるべき!

ネットの声と同様にアニメーション映画として2017年のランキングでは「この世界の片隅に」が1位を獲得したのが納得出来なかったのではないでしょうか。

 

上位にアニメ映画が入っているのは、それだけ多くの人がその作品が好きで「面白い」「泣けた」「笑った」と思っているからで、それを除外して「人が演じているものだけのランキング作ってみた」というのは「映画ランキング」とは違うと思った。

 

それであれば「実写映画ランキング」というタイトルの方が納得出来る。まだ発売されていないので、今後変更になるか解りませんがアニメも入れて「映画ランキング」を作成して欲しいとイチ映画ファンとして。イチアニメファンとして思います。

 

正直な気持ちを書けば日本はアニメ文化に優れている国ですがアニメを理解しているという意味では他国の方が理解があると思っている。今回の記事も同じ事が言えるのですが「アニメ」というジャンルを毛嫌いするのはアニメ大国として寂しいのではないでしょうかね。

映画美術から学ぶ「世界」のつくり方  プロダクションデザインという仕事

映画美術から学ぶ「世界」のつくり方 プロダクションデザインという仕事